サントリーウエルネス DX推進部の青木です。
今回ご縁がありまして、第2回 JTCX勉強会に私と同じプロジェクトに携わっている齋藤で参加・登壇してきましたのでイベントレポートとしてまとめてみたいと思います。
JTCX勉強会とは
JTCX勉強会とは、JTC、エンタープライズ組織で様々な取り組みをしている方々のそれぞれのユースケースを学び合いながら、取り組み事例や内部での努力を共通の知にして行く場として、Mutureさんによって主催・企画されている会になります。この「X」はTransformationに準えられています。伝統的、保守的な企業は"JTC"として揶揄されがちですが、そのJTCを内側から前向きに変えていこうという想いが込められています。
この会は2回目となるのですが、前回も参加してとても有意義な会でしたので、今回もぜひ!と希望して参加させていただきました。
また、せっかく参加するならどこかで私たちが取り組んできたことの振り返りも兼ねて登壇してみたいと思っていたので、機会をいただきまして登壇もしてみました。
前回の開催レポートはこちら(イオンスマートテクノロジー社もりはやさんの記事です。)
※本会はセミクローズドで開催しているため、一般公開しているイベントではありません。
イベントレポート
イベント会場
会場は丸井グループさんに協力をいただき、丸井グループ本社ビル2Fにある「tamaru」をお借りしました。
とても開放的な空間で居心地が良く、LTやクリエイティブな作業をする空間として最適で、緊張はしていたものの空間の作用もあってリラックスして会に参加できました。
軽いお菓子やドリンク、ビールを片手にLTをしました!
こういう些細な雰囲気作りもとても良かったです。
LT:DXを進める上での内製開発
LTのテーマは「DXを進める上での内製開発」でして、弊社からは青木と齋藤で登壇しました。 LTには弊社と合わせて2社が参加し、質疑応答合わせて30-40分程度でした。
詳しい内容は別記事で執筆予定ですが、
- プロダクトが抱えていた課題
- 課題に対応するための手段としての内製開発
- 内製開発によって目指す姿
- 開発チームの具体的な取り組み
- 他チームへの越境
などについて振り返り、発表しました。
質疑では、皆さんやはり同じような境遇の中で現場に向き合われていることもあり、 鋭い質問の連続で「こういう観点で普段考えられているんだな、問題と向き合っているんだな」と話し手でありながら非常に勉強になりました。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは複数の事前テーマをもとにディスカッションをする方式で議論させていただきました。
イオンスマートテクノロジー社のもりはやさんがモデレーターを担当してくださったのですが、
登壇者だけではなく、会場の参加者の生の声や反応を拾い上げており進行がとても素晴らしかったです。
ちゃっかり弊社の坂元もパネルディスカッションから参加しています。気づいたら隣にいました。
懇親会
パネルディスカッションでは複数の事前テーマをもとにディスカッションしました。
私のようなエンジニアやビジネス職、人材育成を担当されている方もいらっしゃり、様々な視点で意見交換させていただきました。
チャレンジングな取り組みをされていたり、同じような境遇の中でも試行錯誤しながら解決策を模索されていたりという活動を聞いて、
今のチームやプロダクトにはどう還元できるだろう、他のプロジェクトでは同じような問題は起こっていないか、などの想像を膨らませることができたと思います。
全体的な感想
まずこういうイベントやコミュニティを主催していただいているMutureさん、モデレーターをしてくださったもりはやさんに感謝申し上げます。
イベントの準備、当日の進行のいたるところまで完璧でとても良い時間を過ごすことができました。
このようなタイミングで自身やプロダクトの状況を整理すると強制的に振り返りができて次のアクションにも繋げられますし、何より各社で実際にDXを推進されている皆様から直接質問やご意見をいただけることが参考になることばかりでした。
普段の業務に没頭していると周りが見えなくなったりしますし、意識しないと外の環境がどうなっているかがわからないため、コミュニティで会話することでチームが置かれている状況だったり進めている方向性を客観視できました。
参加してみて改めてではありますが、同じような境遇の中で変えていこうとしている仲間が集まっているコミュニティは今後も大事にしていきたいと思いました…。
第3回も開催されると思いますので、興味のある方はぜひご連絡いただければと思います。